概要


近年、川鵜など野鳥による漁業被害や環境被害(糞害)が国内のあちらこちらで多発しています。
鮎などの稚魚が大量に食べられたり、糞による木の立ち枯れなどがそれです。
これらの野鳥は害を起こすからと言ってむやみに駆除はできません。

川鵜などの野鳥は春先に産卵、孵化(羽化)をし、個体数を増やします。
抱卵中は新たな卵を産卵しないと特徴があり、 この特徴を生かして、卵を偽の卵(偽卵)に入れ替え個体数を減らす方法が近年実施されています。
しかし、人の手が届くところの巣にはこの方法が実施できますが、写真のように20〜30mの高所に営巣をした場合処置が不可能となります。

抑制方法

当社はラジコンヘリコプターにより、卵に石鹸水等を散布し、孵化の抑制(羽化の抑制)を実施しています。
卵に石鹸水等を散布し卵の表面を濡らすと孵化(羽化)しなくなります。
これにより卵は偽卵化しその年に孵化(羽化)する個体数を減らすことができます。
ラジコンヘリコプターによる散布の場合、巣より5m位の高さで3分ほどホバリングすると、5mほどの範囲が濡れた状態になります。
ラジコンヘリコプターのダウンウォッシュにより渦巻き状に散布をする為、高さが3mほどの高さになっても濡れる範囲に顕著な差は現れません。
この3分ほどの散布で2.5リットルほどの洗剤を散布します。

これまでに滋賀県竹生島の川鵜、長野県佐久市のアオサギに実施しました。
その他

ラジコンヘリコプターによる散布時は巣はもちろん、巣の中の雛や卵を確認することもできます。
写真やビデオ撮影と合わせることにより、抑制効果や年ごとの生態調査をすることも可能です。

     
 
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